ファンを味方に!Chiliz(チリーズ)

ファンを味方に!Chiliz(チリーズ)

Chiliz(チリーズ)とは?

チリーズ(Chiliz/CHZ)とは、暗号資産(仮想通貨)を利用してスポーツクラブとそのファンの人々との交流を生み出す取り組みなどをおこなっているプロジェクトおよびその仮想通貨(トークン)の名称です。

単にチリーズという暗号資産(仮想通貨)を発行するだけでなく、様々なアプリや取引所を提供することによってプロジェクトの実現を目指しています。

Chiliz(チリーズ)の基本情報

通貨(トークン)名

チリーズ(chiliz)

ティッカーシンボル・単位

CHZ

現在の価格(2021年4月時点)

約0.5ドル

時価総額(2021年4月時点)

約27億ドル

時価総額ランキング(2021年4月時点)

51位

公式サイト

chiliz公式サイト

プラットフォームアプリの公式サイト

Socios.com

ファントークンを取引できる暗号資産(仮想通貨)取引所

Chiliz Exchange

Chiliz Exchangeは日本の金融庁から認可を受けていない取引所であるため注意が必要ですが、公式のファントークンを取引できるという特徴がありトークンの流動性を高める役割をしています。

Chiliz(チリーズ)の特徴

  1. ファントークンと取引できる
  2. トークンハントによって無料で増やすことできる
  3. クレジットカード払いで買える

1.ファントークンと取引できる

チリーズは、ファントークンと取引するための基軸通貨としての役割を持っており、アプリの「Socios.com」や暗号資産取引所の「Chiliz Exchange」から、チリーズと各スポーツクラブのファントークンとを取引できます。

ファントークンとは?

ファントークンとはヨーロッパサッカーのクラブチームなどをはじめとしたスポーツクラブが発行する暗号資産のことで、そのクラブのファンはそれを所有することで、クラブが定めた報酬や特別な体験を受けることができます。

例えば、スペインのサッカークラブチームFCバルセロナが発行するファントークンを保有すると、過去にホームスタジアムのロッカールームを飾るアートワークを決めるための投票に参加する権利を与えられたことがありました。
チームの運営に携わっているようで、チームをより身近に感じられると思いませんか?

その他にも特別優待を受けられたり、公式グッズを入手できたりといった特典を得られたりもします。

ファントークンを保有することで、ファンは独自の特典を受け取ることができるし、チームもファンのロイヤリティーを高めることができるため、相互にメリットがあるトークンだと思います。

チリーズがファントークンと取引可能なチーム・団体

サッカーのプロクラブチーム(2021年3月現在

FCバルセロナ(スペイン)

アトレティコ・マドリード(スペイン)

パリサンジェルマンFC(フランス)

ユベントスFC(イタリア)

ASローマ(イタリア)

ノヴァーラ・カルチョ(イタリア)

シント・トロイデンVV(ベルギー)

アポロン・リマソール(キプロス)

トラブゾンスポル・クラブ(トルコ)

ガラタサライ(トルコ)

イスタンブールBBSK(トルコ)

BSCヤングボーイズ(スイス)

CAインデペンディエンテ(アルゼンチン)

 

eスポーツチーム(2021年3月現在

OG

Team Heretics

Natus Vincere

Team Alliance

 

格闘技団体(2021年3月現在

UFC(アメリカ)

PFL(アメリカ)

今後も提携する団体が増えると見込まれており、世界中のプロチームが参加するとなると暗号資産プロジェクトの中でもかなり大きいプロジェクトになるのは間違いないと思います。

2021年3月時点において国内のプロチームによる提携は発表されていませんが、もし今後参加するとなると国内のプロチームのファンクラブの形が大きく変わるかもしれませんね。

2.トークンハントによって無料で増やすことができる

チリーズは、アプリの「Socios.com」内のサービス、「トークンハント」で無料で増やすことができます。
なおトークンハントではチリーズだけでなく、各スポーツクラブのファントークンも入手可能です。

トークンハントはスマホのAR(拡張現実)機能を利用しており、下の画像のように自分が今いる場所の周辺にマークが表示され、ミニゲームのようにそれをタップすることでファントークンを入手できます。「ポケモンGO」のような感じです。

ユーザーは購入するだけでなく、楽しみながらファントークンを獲得できるのがうれしいですね!

3.クレジットカードで購入できる

多くの暗号資産(仮想通貨)は暗号資産取引所を使って、円・ドル・ビットコインなどで購入しますが、チリーズは、アプリの「Socios.com」から普通のネットショッピングをするように、クレジットカードまたはデビットカード払いで購入することができます。各取引所に口座開設をする必要がないのでとっても簡単ですね。

また「Socios.com」自体にウォレット機能が備わっているので購入したらそのアプリ内で保有することができるし、ファントークンとの取引もできます。

また、チリーズは暗号資産(仮想通貨)取引所での取り扱いもされているので、他の暗号資産(仮想通貨)と同じく取引所で購入したチリーズを「Socios.com」のウォレットに移して使うこともできますし、逆に「Socios.com」で購入したチリーズを他の取引所へ送金することも可能です。

Chiliz(チリーズ)の価格推移

上記チャートは、2019年9月に大手取引所バイナンスに上場してから2021年4月現在までのCHZ/USDチャートです。
2019年9月から2020年末までは、およそ0.004ドル~0.025ドルのレンジ幅内で推移していました。
2021年1月の始値が約0.02ドル、2021年3月9日には0.31ドルを突破しており、わずか2ヶ月強で15倍以上に急騰しています。

Chiliz(チリーズ)価格急騰の要因

価格急騰には複数の要因が関係しています。

  1. 新たに複数の大手取引所に上場
  2. アメリカ市場への進出を発表
  3. 暗号資産(仮想通貨)全体の投資熱の盛り上がり

1.新たに複数の大手取引所に上場

チリーズは2020年まで「バイナンス」や「Chiliz Exchange」などの一部の取引所でしか取り扱いがありませんでした。

しかし最近になってその勢力を拡大しており、2021年3月1日には「HitBTC」、「Bitcoin.com Exchange」、「Changelly※1と3つの取引所へ新たに上場することを発表しました。

様々な取引所で上場されることが流動性を高めることになり、多くのユーザーの目に留まる機会が増えました。それにより取引量が増大し価格にポジティブな影響が出るようになったと考えられます。

2.アメリカ市場への進出を発表

チリーズの主戦場はこれまで、ヨーロッパ諸国のサッカークラブでしたが、2021年3月2日にチリーズがアメリカ・ニューヨークにオフィスを開設し、アメリカの主要な5つのスポーツリーグに関連したファントークンを立ち上げるために、ニューヨークのスポーツ業界に5,000万ドル(約55億円)を投資しているとメディアで報じられました。

これによりヨーロッパのユーザーだけでなく、アメリカを巻き込んだユーザーの利用が考えられるので需要と供給が爆発的に伸びると推測されます。
もちろん、今後他の国や地域での進出が発表されれば同じように価格が伸びる可能性がありますね。

3.暗号資産(仮想通貨)全体の投資熱の盛り上がり

チリーズ急騰のきっかけとなったのは、上記で述べたようにチリーズ自体にプラスの要因があるからですが、わずか2ヶ月強で15倍以上もの急騰となった主たる要因は、暗号資産(仮想通貨)全体の価格高騰により投資熱が増大しているからです。

チリーズに限らず、ビットコインをはじめ主要な暗号資産(仮想通貨)は2020年後半から軒並み高騰しており、暗号資産(仮想通貨)市場全体が活気づいています。

Chiliz(チリーズ)今後の予想・見通し

チリーズの今後を占うポイントは次の2つです。

  1. アメリカ市場への進出
  2. ファントークンの取引所への上場

1.アメリカ市場への進出

先ほど述べた通り、チリーズはニューヨークにオフィスを構え、アメリカのスポーツリーグへの進出を画策していますが、アメリカ進出のニュースは2021年3月にメディアから報道されたばかりで、どのスポーツリーグと提携するのかなど具体的なことはまだ何も発表されていません。
今後の発表や実際にファントークンが立ち上げられた際には、価格にも影響を与えることでしょう。

また、ファントークンが作られたチームの人気や、ファントークンを保有することによる特典の内容次第でさらに需要拡大につながると見られています。

2.ファントークンの取引所への上場

2020年12月、サッカークラブの「パリサンジェルマンFC」と「ユベントスFC」のファントークンが、ファントークンとしては世界で初めて暗号資産(仮想通貨)取引所に上場しました。

今後も需要拡大のために、後に続くファントークンは出てくるでしょう。ファントークンが上場して需要が拡大するということは、ファントークンと取引できるチリーズの需要拡大にもつながります。

このようにチリーズには今後も注目を集める要因があり、長期的に見ると続伸する見込みは十分にあります。

しかし、現在は過去の値動きと比較すると異常と言えるほどのペースで急騰しています。チリーズに限らずこういった急騰の場合は、往々にして調整局面も大きな動きになりがちであり、一旦の急落の可能性もあるので注意が必要です。

Chiliz(チリーズ)を購入できる取引所

Chiliz Exchange(チリーズエクスチェンジ)

BINANCE(バイナンス)

Huobi Global(フォビグローバル)

OKEx(オーケーイーエックス)

Bitfinex(ビットフィネックス)

KuCoin(クーコイン)

FTX(エフティーエックス)

Uniswap(ユニスワップ)

HitBTC(ヒットビーティーシー)

Bitcoin.com Exchange(ビットコインドットコムエクスチェンジ)

 

非常に魅力的で将来性にも期待が持てるチリーズですが、2021年4月現在、残念ながら国内取引所では取り扱いがありません。

しかし、チリーズは2021年2月、国内取引所のコインチェックとNFTマーケットプレイス事業で業務提携しました。コインチェックはチリーズと提携することにより、自社が運営するNFTマーケットプレイス上でファントークンを取り扱うことを検討していますので、今後コインチェックでの上場に期待したいと思います。

NFTマーケットプレイスとは?

NFT(ノンファンジブル・トークン)とは、ブロックチェーン上に記録された固有の値や情報を持った非代替性トークンのことです。

プロスポーツ選手のカード、ゲームのアイテム、仮想空間上の土地など、有形・無形の様々なアイテムがあるデジタル資産です。

先日プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手と姉のまりさんがNFTのデジタルアート作品を販売しているとニュースになりました。

現実のコレクションアイテムと違って、NFTの場合はその情報から他のNFTと明確に区別することができ、偽物をつくることができないというメリットがあります。

NFTマーケットプレイスは、そんなNFTをユーザー間で売買できる場を提供するサービスのことです。

コインチェックは以前、シンガポールにある暗号資産(仮想通貨)を扱う企業「Enjin」とNFTマーケットプレイス事業で業務提携をしました。その後2021年1月には国内取引所では初めてEnjinが発行する「エンジンコイン」の取扱いを開始したという経緯がありますので、現在業務提携しているチリーズもコインチェックに上場する可能性は十分にあると見られており、非常に注目と期待を集めています。

Chiliz(チリーズ)のデメリット

ここまではプラスの情報ばかりでしたが、デメリットについてもお伝えいたします。

デメリットとしては、2021年4月現在、残念ながら国内取引所での取り扱いがありませんので、「Socios.com」もしくは海外の取引所で購入するかの方法しかありません。

海外の取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため十分な注意が必要です。取引所がハッキングの被害に遭ったとしても補償されない可能性があります。そのことをいつも念頭に置いて利用するように心がけましょう。

海外の取引所の中でも比較的安全なのがBinance(バイナンス)です。日本語にも対応していますので安心して利用できると思います。バイナンスの登録の仕方をまとめていますので参考にしてください。
バイナンスの登録の仕方

 

まとめ

チリーズ(Chiliz/CHZ)は、スポーツクラブとそのファンの人々との交流を生み出す取り組みなどをおこなっているプロジェクトおよびその仮想通貨(トークン)の名称です。

ポーツクラブが発行するファントークンと取引が出来るため、プロサッカーリーグの盛んなヨーロッパで多く取引されていました。今後ファントークンがアメリカに進出し規模が拡大することによりチリーズ(Chiliz/CHZ)の価値も上がっていくと思います。

国内ではコインチェックとNFTマーケットプレイス事業で業務提携をしたため、コインチェックでの上場が期待されています。
上場されたときはすぐに対応できるように、今すぐコインチェックに登録して操作の仕方など勉強しておくといいと思います。

コインチェックの登録の仕方

 

 

 

 

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